昨日は出張から戻り足腰たたなくなるほど疲れた

数年ぶりに西の方へ出張した。昔は自分が若かったこともありいろいろ無知であったことを思い知る。とともに数年前に一緒に仕事をした先輩方の年輪を見て少しショックを受けた。若いばかりが能ではないが熟れてゆく先輩方を俺も追いかけているのかと考え、俺もいずれそこに行くのであろうと思うと感慨も深いが少し落ち込む。 俺はSIerであるのでお客様と面会しご要望を伺うことが仕事だ。数社のお客様と面会したが、よい話ができるときもあるしできないときもある。基本的に人間の気持ちを汲むことが上手い方ではないので、会話がうまくいかないときはかなりのストレスが発生する(表情や仕草には出さないように努力している)。昔俺の上司は俺を評してロボットのような男だと言い、当時はそうとうに腹が立った。今でもそいつには言葉では言いようのない悪い感情があるが、その言葉自体はどうも自分のある側面を的確に表現しているように思え、事あるごとに言っている。夜は現地の仲間が歓待して頂けるとのことで地元のおでんを食べながら今と将来の話をする。気持ちが楽になったことでずいぶんと深酒してしまったため何を言ったのか細かく覚えていないが、確か夢だけで人は食えぬ、珍妙なものに惑わされてはならないが新しいものにどん欲に取り組むことが重要だ、といった話をしたと思う。現地の仲間曰く、東京の人はこっちに来ると愚痴が多いといい、呵々大笑した。 自宅に戻ったら緊張から解放されたせいか久しぶりにへたれこんだ。ぎっくり腰でたてなくなることもあるが、気力が果てて座り込むのも前職以来だ。ベランダに出てタバコを吸いながらぼおっと座っていたらそのまま少し眠ってしまい、気づいたら1時間ほどたっていた。少し持ち直したので玉子と醤油を飲んで寝た。 今日も残務をやらねばならぬ。

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