Archive: 2009/12

今日はベニヤサーバを作ってみた・その1(my homebrewed cluster part.1)

  1. はじめに

自宅で鯖運用の難点は場所。特に何台も運用するとなると収納とか大変なので。最近は仮想サーバでなんとかなるケースも多いけど物理的に複数台いるときはいろいろ悩ましい。で、最近はこういうの頑張ってるみたいですが、なにげに特殊パーツ使ったりとか、金属加工してたりとか素人が自宅でやるにはハードルが高いので、なんとか似たようなことをやってみようと思い立ちました。ぶっちゃけこれをやってみたかっただけ。

ポインツ。

  • 入手性のよいパーツのみで製作
  • 素人でも加工が容易
  • 高密度重視
  • メンテナンス性重視
  • 値段重視!!!
  • 爆音とかしない
  • 家のブレーカとか落ちないようにする
  • フルディスクロージャ ということで、みんなの味方ルミナスラックと、ホームセンターで安価に入手可能・加工が容易なベニヤ板でサーバ組んで見たので以下メモ。

more 2. 買ってきた(12/29 14:00〜20:00)

cimg1314

買ったもの

  • セキチューで買ったもの + ルミナスホームラック4段76ワイドx1(¥6,980。棚4つ含) + ルミナススチール棚x1(¥1,880) + ルミナススチール棚用スリーブx3(¥50x3=¥150) + ラワン材ベニヤ板x3(¥248x3=¥744。450x450x5mm) + 桧工作材x3(¥78x3=¥234。900x7x7mm) + ルミナスラック用掛けバスケットx1(¥880。コンソールモニタ収納用)

  • PCショップで買ったもの

    • CPU CeleronE3300x3(¥5,200x3=¥15,600。一応VT必須Dualcore以上で最安を狙ったつもり)
    • DDR2-800 4GBセットx3(¥9,429x3=¥28,287。Kingmax, 2GBDIMMx6。4GB必須にして最安を狙ったが詰めが甘いかもしれない)
    • HDD 500GB SATAx3(¥4,980x3=¥14,940。HGST Deskstar 7K1000.C。OS2つ+α分で最安を狙ったが詰めが甘いかもしれない。後々やりたいことがあるのでちょっと大きめにしたところもある。)
    • MotherBoardx3(¥2,980x3=¥8,490。ASUS P5KPL-AM/EPU。キャンペーン価格のため追風参考値)
    • 電源x3(¥5,480x3=¥16,140。HEC WINDMILL PRO Ultra Quiet。安い電源は売り切れてた&探すのが億劫だったので妥協。)
    • 16port ギガビットイーサネットハブx1(¥19,800。いずれ使う予定なのでちょっと奮発。8ポートなら3分の1の価格になる。)
    • マザーボード取り付け用六角スペーサーx3(¥380x3=¥1,140)
  • 既に家にあったので買わなかったもの

    • コンソールモニタ(もともとは車載用でVGAが入力できる。友人からメシ1回おごりで入手したが特に使う機会もなく5年ほど眠っていたもの)
    • 電動ドリル
    • 電動ドリル用木工ビット
    • 電動ドリル用リューター
    • 紙やすり
    • のこぎり
    • 木工用ボンド
    • タイラップ(インシュロック?どっちが正しいの?)
    • イーサネットケーブル各種
    • そうじ機(大量に出る木屑を掃除する)
    • キーボード、マウスなど

これで3台分。合計金額は¥115,265(上記含め全て税別)。1台あたりのコストは¥38,500ってとこですか。周辺機器も入っているとはいえ、今となっては微妙と言えば微妙な金額かと。 3. 製作その1(12/29 20:00〜24:00)


まずはルミナスラックを組み立て。

cimg1315

このあたりは説明書どおりに組み立てればなんということはない。楽勝。

で、組み上がったラックにベニヤ板をあてがって、サイズを決める。今回は1段に2台搭載したいのでそれをもとにサイズを32cmに決めた。(後から考えると、MiniATXの幅は25cmなのでぎりぎりまでやれば、EIA19インチの1つの棚に2台収められるけど、今回はそこまで頑張らなかった)

draw1

同時に電源とマザーボードも位置決めして、マザーボード固定用にネジ穴を開ける位置をマジックでマーク。

cimg1316

線を引いたところをのこぎりで切る。お隣さんにご迷惑かけないよう、切る時は床にタオルを重ねて吸音。さらにマザーボードのねじ穴を電ドリで開ける。今回は3mmのビットで開けたがねじこむネジによって穴の大きさは変わるので注意。

で、試しに1本ねじ込んでみる。具合が良ければ全部ねじ込む。指が痛くなったら六角の上につけるねじを入れて、ドライバーで押し込みながら回せば楽に入る。

cimg1318

次はディスクのマウンタを作る。今回できるだけ騒音がでないよう、稼働ファンを減らすようにした。で、CPUファンがHDDファンも兼ねるようにマウンタを作ってみた。(ただ、結果としては微妙だったかもしれない。後述。)ねらいとしては以下のような感じ。

draw2

のこぎりで切り取った短い方にCPUのヒートシンクを裏返して、形をマジックで写し取る。(ここでヒートシンクに付いているグリスに触らないように注意)

写し取った線の内側に、5mmほど開けて円をかく。

cimg1320

裏返して、ディスクの位置決めをして、マジックで形をかく。

cimg1322

ヒートシンク側の内側の線に合わせて、穴をあける。ここは電ドリがないとキツい。今回は10mmビットでガツガツ穴をあけてくり抜いた感じ。くり抜いた後のバリはニッパーで切り取ったり、リューター・紙ヤスリで削ればいい。

cimg1325

次に桧の棒を各所に当てながら長さを決めて、マジックで線を書く。今回は電源(半)固定と、ディスク固定用に使う。以下のような感じ。

draw31

結果として作るのは以下の通り。

  • 電源固定用 + 長さ155mm x2本 + 長さ130mm x1本

  • ディスクマウンタの足

    • 長さ25mm x4本
  • ディスクマウンタの上部

    • ディスク浮かし用

      • 長さ7mm x4本
    • ディスク固定用

      • 長さ20mm x12本

    で、桧の棒に線をかく。

cimg1326

切って、木工用ボンドで貼付けていく。この辺がダルく辛い。ここは根気で切り抜ける。

で、貼った。ディスクマウンタはとりあえず足だけつけた。

cimg1328

ディスクマウンタの足は固定できないとその後の作業が続かないので一旦ここで締め。寝た。

  1. 製作その2(12/30 9:00〜17:00)

起きた。腰が痛いが根気でやる。休みなのに。

で、みるとボンドが固化して続きができるようになっている。

cimg1329

ディスクマウンタを裏返して、残りを貼付ける。

cimg1333

ディスクマウンタの足は手作業で切ると不揃いになってガタつくので、ボンドを盛って長さを微調整する。

cimg1335

ボンドが乾いて固化したらベニヤ側の作業は一旦完了。

  1. 仮組み(12/30 17:00〜18:00)

ボンドが固化したらパーツを仮組みする。まずは電源とマザーボード。

cimg1337

とりあえず悦に入る。続けてハードディスク。

cimg13381

あ・・・。さっきまでは自立していたがケーブルのテンションに負けて傾いてしまった。とりあえず暫定的に以下のようにしてみる。

cimg1342

せっかくだからモニタとキーボードも繫げて電源を入れてみる。電源を入れるためのボタンを付けてないが、後々Power on Etherで電源制御するつもりなので、今は電源ON/OFFのジャンパを導電材でチャタらせて電源を入れる。

cimg1343

よっしゃBIOS出た!まずは一安心。

  1. 仕上げ(12/30 18:00〜19:00)

電源ケーブルを整線するための穴をあける。ケーブルの取り回しを見ながら位置決めしてマジックで印を付ける。印を付けたら各パーツは取り外す。

cimg1344

電ドリに4mmビットをつけて穴をあける。タイラップが通るようにちょっと大きめで。

cimg1345

で、ケーブルを固定。

cimg1346

こんな感じに。

cimg1348

こんどはディスクも自立した。一安心。

cimg1349

これでハードウェアとしてはとりあえず完成。後はソフトウェア側だがそれはまた別の機会に。

で、ベニヤ板と棒の残りはこれだけ。下のが元々の大きさ。何も考えてなかったものの、なかなかの効率。

cimg13511

  1. 報告書作成(12/30 19:00〜21:00)

これ書いた。

  1. 振り返って

  • やっぱベニヤとか不安 静電気とか気になる。穴開けると裏側がベキベキになるので。
  • 工業製品って偉大 買うだけで終わるのって偉大。延べ24時間頑張ってやっと1台かよ!って気持ちになる。
  • ディスクが思ってたより風通ってない CPUファンの風量がそんなにないのか、ディスクに風が当たっていないように思われる。次回は電源にあるファンを有効利用しようか?
  • あと2台分orz ああああああああああ 以上!

オネアミスの翼

img_6855 シロツグ「・・・ロケットは戦争の道具だ」 マティ「橋だって戦争に使うさ」 シロツグ「・・・」 マティ「これはお前が始めたことなんだぞ?」 シロツグ「俺が?・・・まさか!?」 マティ「じゃあ誰が始めたって言うんだよ?」 シロツグ「・・・」 「おい!」(そいつに話しても無駄だと手を振る) ああこういうのがたまんない。昔は発射シーケンス〜エンディングにがつっと来たけど今はこういうのが大好き。そうだともシロツグ。それはお前が始めたことじゃない。

年内のjobが終わる

とりあえず大きな山を超える。無意識のうちに気が張っていたのかそれが抜けて眠いことこの上なかったので酒を少し入れたら泥のように眠ってしまった。また今年も明石家サンタ見なかった。でもなんとか乗り切った充実感あり。俺の神様に感謝したい。いつも支えてくれてありがとう。今日から来年に向けての仕込み。それはそれで忙しい。やるぜ!俺はやるぜ!

帰省なう

わざわざツイッタするようなものをブログで書く俺。ご先祖様のお住まい(仏壇)が引っ越しされるので、子孫として立ち会うため。仕事が山なので両親のあきれ顔を無視するように仕事しこんな時間。オヤジオフクロ、すまん。明日も法事が終わったらとんぼ帰りだしなあ。 で、家はイーモバ圏外。だけどフレッツは引いているので有線LAN->無線LANブリッジ持ち込み。これまたオヤジがあきれる。どんだけワーカホリックなのかと。ホントすまん。でも夕飯ウマかったよありがとう。

Datacenters and Solar Panels

Datacenters and Solar Panels

というか、4.5MWも発電して全体の1%も賄えないのか。日本じゃ投資に値せずって判断されるような感じだな。・・・と思ったけどそうでもないかな。購入コストを償却年数で按分した費用が削減できる電気料金より安ければいいのか。

topコマンドで出るステータスがちょっと変わっているような気がする

top output us -> User sy -> system ni -> nice id -> idle wa -> iowait hi -> H/w interrupt requests si -> S/w interrupt requests hiとsiって昔はなかったような気がしたけど・・・気のせいかもしれない

そして今日は会社の先輩のご結婚2次会に出席した

091212 ライブハウスなんてこんなことがないと入らないけどとてもいいものが見れました!同僚曰く、音楽をかじったものなら神様と言っていい人たちの演奏が聴けました。心の栄養になった!ありがとうございました!先輩お幸せにこれからもよろしくお願いいたします!

今日は東京 OpenSolaris 勉強会に出席しました

東京 OpenSolaris 勉強会 最初のうちは緊張していましたが、講演者の方の気さくさに打ち解けていつのまにか熱く語り合う会になりました(時間が押し押しになってしまいましたが・・・)。間口の広さと懐の深さ、久しぶりのディープな内容に大満足です。うまうま!また次回も出席したいと思います。

圧縮で収まらないならdedupすればいいじゃないと言われた気がするのでzfs dedupでバックアップを取ってみる

df -h backup 2.7T 2.3G 2.7T 1% /backup //saba/mkiuchi 4.1G -1.4T 1.4T - /source source側の表示がおかしいがそれぞれ、4.0T, 2.6T, 1.4Tに置き換えてね。さてどこまで重複認識されるかな・・・

USB→ATA変換アダプタとかないのかな

普通売っているのとは逆のやつ。USBを普通のHDDとしてPATA接続できるの。なにがしたいかというとUSB bootに対応していないPCをUSBブートさせたい。CDROMがいつまでもカコカコ言い続けるのは辛いです。主にコレとか。どっかにないものかなぁ・・・。 なんかコレっぽいな。ご担当者の方に問い合わせてみよう・・・!

うわあああVirtualBox3.1.0キタコレ

  • MacOSXがホストでLinuxがゲストで3Dが動く!(でも遅くて実用できない)
  • Macbookのかな、英数キーがゲスト側で取れる!(でもどっちも全角/半角キーとして認識される)
  • ちょっと見た目がオサレになった!(でも本当に微妙な違い)
  • テレポートできる!(でもやってない。iSCSI必須ってやりたくねえ) まあまあ!完璧じゃないですかおおよそ!完全にVMware超えた!やっぱりSunおかしい!褒め言葉です!