今日はflybackのバックアップを整理するスクリプトを作った

flybackはとっても便利だ。少ない容量で大量の期間のバックアップを作成することができる。通常バックアップというと、フルバックアップと差分バックアップで、1週間に一度フル、毎日差分、となると、1週間(7日)のバックアップを維持しようとすると、バックアップ元の2.6倍くらいの容量を確保しておく(異論あるかもしれない。俺は職場でそんなふうに教えられた)ようなところが、同じ容量でより多くの、しかも完全なバックアップを持つことができる。 マイコミジャーナル:あのTime MachineをLinuxで? - バックアップツール「FlyBack」が登場 上の記事を読んでFlybackを使い始めてはや3、4年になるが、確かにより頻繁にバックアップでき、より長期間保存できる。今の所バックアップ元をホームディレクトリ(約3G)、バックアップ先を250Gに指定しているが、ほぼ15〜20ヶ月ほどの2時間ごとのバックアップにさかのぼることができる。しかもどの地点にも更新されていないものも含めて全てのファイルがあり、cpコマンドやtarコマンドなどで簡単にリストアすることができる。すごい。 ただ唯一の欠点は、過去のバックアップの削除は完全に手動になってしまう所。更新されていないファイルはハードリンクになるので、削除しても削除しても容量が減らず、どこまで削除していいかわからないので、今まではえいやで2、3ヶ月まとめて削除していた。ただFlybackのインスパイヤ元のTimemachineはその辺りも考慮されていて、過去のバックアップは適宜間引いて残すようにしている。過去1ヶ月のものは1日おき、それ以前は1週間おき、という感じに。 やっぱりFlybackでも同じことをしたいなあというのが動機。 で、作った。perlスクリプト(ダウンロード)。 注意事項:ある程度テストはしていますが完全に動作する保証はありません。あなたの大切なバックアップが消えても何ら責任は取れません。未実装の機能が若干あります。 cronから実行することを想定してます。コマンドパスはOpenIndiana想定なので環境に合わせて適宜変えていただきたい。Perlモジュールについては各自なんとかしていただきたい。Flyback使ってる人が何人いるのかわからないけど、誰かが便利だなあと思ってくれるとうれしい。

comments powered by Disqus